国家公務員試験の2022年(令和4年)合格率は以下の通りです。

申込者数 108,519人
(内女性:40,099人)
1次試験受験者数 79,642人
(内女性:30,154人)
1次試験合格者数 40,884 人
(内女性:14,274人)
1次試験合格率 51.3%
(内女性:47.3%)
2次試験受験者数 33,561人
(8,720人)
最終合格者数 23,826人
(9,225人)
国家公務員合格率 29.9%
(内女性:30.5%)
最終倍率 3.34
(内女性:3.27)

2022年度の全体の国家公務員の合格率は29.9%、最終倍率は3.34という結果となっています。2021年度と比較して、合格率は0.7%上昇し、最終倍率は0.08下がっていますが、ほぼ横ばいと言えます。

また、全体の合格率や最終倍率だけを見ると、大手一般企業よりも難易度は低く感じますが、種類別にみると「国家公務員採用総合職試験(大卒程度試験)」であれば、合格率は11.5%、最終倍率は8.68となっており難関と言えます。

以下で国家公務員試験の合格率・倍率等の詳細を詳しく説明していきます。

データに関する注意事項

国家公務員試験の合格率2022年版のデータに関する注意点は以下の通りです。

  • 受験者数は、第1次試験、第2次試験又は第3次試験のそれぞれ最後の試験種目を受験した人数です。
  • 合格率は1次試験(又は2次試験)の各試験の合格者数を各試験の受験者数をで割って計算しています。
  • 「国家公務員合格率」は最終合格者数を1次試験の受験者数で割って計算し、数点以下第2位は四捨五入しています。
  • 最終倍率は1次試験受験者数を最終合格者数を割って計算し、数点以下第3位は四捨五入しています。
  • 出典:人事院 2022年度国家公務員採用試験実施状況

国家公務員試験「院卒者・大学卒業程度」の合格率・倍率2022年版

申込者数 73411(女性:29821)
1次試験受験者数 52738(女性:21949)
1次試験合格者数 26928(女性:10231)
1次試験合格率 51.1%
2次試験受験者数 22165(女性:5397)
最終合格者数 16415(女性:6646)
国家公務員合格率 31.1%
最終倍率 3.21

2022年の国家公務員試験「院卒者・大学卒業程度」の合格率は31.1%、倍率は3.21と言う結果となりました。

以下で試験の種類別に確認しておきましょう。

国家公務員採用総合職試験(院卒者試験)

申込者数 1656(女性:495)
1次試験受験者数 1265(女性:394)
1次試験合格者数 981(女性:278)
1次試験合格率 77.5%
2次試験受験者数 794(女性:230)
最終合格者数 618(女性:176)
国家公務員合格率 48.9%
最終倍率 2.05
  • ※「法務」区分を除きます。

2022年の国家公務員試験「総合職試験(院卒者試験)」の合格率は48.9%、倍率は2.05と言う結果となりました。「院卒者・大学卒業程度」の試験では2番目に合格率が高くなっています。

国家公務員採用総合職試験(院卒者試験)「法務」区分

申込者数 13(女性:3)
1次試験受験者数 9(女性:2)
1次試験合格者数 9(女性:2)
1次試験合格率 100.0%
2次試験受験者数 9(女性:2)
最終合格者数 9(女性:2)
国家公務員合格率 100.0%
最終倍率 1.00

2022年の国家公務員試験「総合職試験(院卒者試験)「法務」区分」の合格率は100.0%、倍率は1.00と言う結果となりました。

「院卒者・大学卒業程度」の試験では、法務区分は受験者が最も少なく、1次試験を受けた受験者は全員合格と言う結果となり、狙い目の職種と言えるでしょう。

国家公務員採用総合職試験(大卒程度試験)

申込者数 13674(女性:5821)
1次試験受験者数 10897(女性:4786)
1次試験合格者数 2488(女性:799)
1次試験合格率 22.8%
2次試験受験者数 1642(女性:502)
最終合格者数 1255(女性:397)
国家公務員合格率 11.5%
最終倍率 8.68
  • ※「教養」区分を除きます。

2022年の国家公務員採用「総合職試験(大卒程度試験)」の合格率は11.5%、倍率は8.68と言う結果となりました。

「院卒者・大学卒業程度」の試験では合格率が2番目に低い職種となっております。

国家公務員採用総合職試験(大卒程度試験)「教養」区分

申込者数 2952(女性:1162)
1次試験受験者数 1884(女性:763)
1次試験合格者数 416(女性:109)
1次試験合格率 22.1%
2次試験受験者数 391(女性:101)
最終合格者数 255(女性:87)
国家公務員合格率 13.5%
最終倍率 7.39

2022年の国家公務員採用「総合職試験(大卒程度試験)「教養」区分」の合格率は13.5%、倍率は7.39と言う結果となりました。

「院卒者・大学卒業程度」の試験では「総合職試験(大卒程度試験)」の次に低い合格率となりました。

国家公務員採用一般職試験(大卒程度試験)

申込者数 28103(女性:11612)
1次試験受験者数 20788(女性:8707)
1次試験合格者数 11490(女性:4392)
1次試験合格率 55.3%
2次試験受験者数 9501(女性:608)
最終合格者数 8156(女性:3271)
国家公務員合格率 39.2%
最終倍率 2.55

2022年の国家公務員採用「一般職試験(大卒程度試験)」の合格率は39.2%、倍率は2.55と言う結果となりました。

「院卒者・大学卒業程度」の試験では申込者数、受験者数が最も多く、人気が高い職種となりました。

皇宮護衛官採用試験(大卒程度試験)

申込者数 857(女性:246)
1次試験受験者数 410(女性:141)
1次試験合格者数 83(女性:33)
1次試験合格率 20.2%
2次試験受験者数 66(女性:25)
最終合格者数 23(女性:5)
国家公務員合格率 5.6%
最終倍率 17.83

2022年の国家公務員「皇宮護衛官採用試験(大卒程度試験)」の合格率は5.6%、倍率は17.83と言う結果となりました。

「院卒者・大学卒業程度」の試験では合格率が最も低い職種となりました。

法務省専門職員(人間科学)採用試験

申込者数 2112(女性:902)
1次試験受験者数 1384(女性:630)
1次試験合格者数 875(女性:406)
1次試験合格率 63.2%
2次試験受験者数 762(女性:360)
最終合格者数 493(女性:227)
国家公務員合格率 35.6%
最終倍率 2.81

2022年の国家公務員「法務省専門職員(人間科学)」の合格率は35.6%、倍率は2.81と言う結果となりました。

財務専門官採用試験

申込者数 2501(女性:1067)
1次試験受験者数 1382(女性:579)
1次試験合格者数 1077(女性:432)
1次試験合格率 77.9%
2次試験受験者数 850(女性:351)
最終合格者数 632(女性:281)
国家公務員合格率 45.7%
最終倍率 2.19

2022年の国家公務員「財務専門官採用試験」の合格率は 45.7%、倍率は2.19と言う結果となりました。

「院卒者・大学卒業程度」の試験の中では、合格率も高いですが、1次試験の合格率が2番目に高くなっている職種となりました。

国税専門官採用試験

申込者数 14867(女性:6168)
1次試験受験者数 11098(女性:4673)
1次試験合格者数 7283(女性:2966)
1次試験合格率 65.6%
2次試験受験者数 6383(女性:2562)
最終合格者数 4106(女性:1869)
国家公務員合格率 37.0%
最終倍率 2.70

2022年の国家公務員「国税専門官採用試験」の合格率は37.0%、倍率は2.70と言う結果となりました。

「院卒者・大学卒業程度」の試験では、申込者数、受験者数が2番目に高い人気の職種となりました。

食品衛生監視員採用試験

申込者数 402(女性:223)
1次試験受験者数 274(女性:160)
1次試験合格者数 168(女性:102)
1次試験合格率 61.3%
2次試験受験者数 147(女性:90)
最終合格者数 104(女性:64)
国家公務員合格率 38.0%
最終倍率 2.63

2022年の国家公務員「食品衛生監視員採用試験」の合格率は38.0%、倍率は2.63と言う結果となりました。

「院卒者・大学卒業程度」の試験では、2番目に申込者数、受験者数が少なく、狙い目の職種となりました。

労働基準監督官採用試験

申込者数 2922(女性:1150)
1次試験受験者数 1625(女性:604)
1次試験合格者数 1456(女性:543)
1次試験合格率 89.6%
2次試験受験者数 1090(女性:413)
最終合格者数 463(女性:182)
国家公務員合格率 28.5%
最終倍率 3.51

2022年の国家公務員「労働基準監督官採用試験」の合格率は28.5%、倍率は3.51と言う結果となりました。

「院卒者・大学卒業程度」の試験では、1次試験の合格率が最も高く、89.6%となりました。

航空管制官採用試験

申込者数 808(女性:355)
1次試験受験者数 428(女性:202)
1次試験合格者数 163(女性:72)
1次試験合格率 38.1%
2次試験受験者数 151(女性:66)
2次試験合格者数 97(50)
第3次試験受験者数 96(49)
最終合格者数 85(女性:42)
国家公務員合格率 19.9%
最終倍率 5.04

2022年の国家公務員「航空管制官採用試験」の合格率は19.9%、倍率は5.04と言う結果となりました。

海上保安官採用試験

申込者数 622(女性:102)
1次試験受験者数 289(女性:48)
1次試験合格者数 132(女性:20)
1次試験合格率 45.7%
2次試験受験者数 90(女性:13)
最終合格者数 63(女性:9)
国家公務員合格率 21.8%
最終倍率 4.59

2022年の国家公務員「海上保安官採用試験」の合格率は21.8%、倍率は4.59と言う結果となりました。

経験者採用試験(8種類)

申込者数 1922(女性:515)
1次試験受験者数 1005(女性:260)
1次試験合格者数 307(女性:77)
1次試験合格率 30.5%
2次試験受験者数 289(女性:74)
2次試験合格者数※ 135(17)
第3次試験受験者数※ 129(16)
最終合格者数 153(女性:34)
国家公務員合格率 15.2%
最終倍率 6.57
  • ※経験者採用試験の第2次試験合格者数及び第3次試験受験者数は、総務省、国税庁、農林水産省、国土交通省、観光庁及び気象庁経験者採用試験のみの人数となります。

2022年の国家公務員「経験者採用試験(8種類)」の合格率は15.2%、倍率は6.57と言う結果となりました。

国家公務員試験「高校卒業程度」の合格率・倍率2022年版

申込者数 35108(女性:10278)
1次試験受験者数 26904(女性:8205)
1次試験合格者数 13956(女性:4043)
1次試験合格率 51.9%
2次試験受験者数 11396(女性:3323)
最終合格者数 7411(女性:2579)
国家公務員合格率 27.5%
最終倍率 3.63

2022年の国家公務員試験「高校卒業程度」の合格率は27.5%、倍率は3.63と言う結果となりました。

以下で試験の種類別に確認しておきましょう。

国家公務員採用一般職試験(高卒者試験)

申込者数 11191(女性:4058)
1次試験受験者数 9624(女性:3637)
1次試験合格者数 4400(女性:1526)
1次試験合格率 45.7%
2次試験受験者数 3923(女性:1365)
最終合格者数 3333(女性:1237)
国家公務員合格率 34.6%
最終倍率 2.89

2022年の国家公務員採用「一般職試験(高卒者試験)」の合格率は34.6%、倍率は2.89と言う結果となりました。

高校卒業程度の試験では、最も申込者数、1次試験受験者数が多い職種となりました。

国家公務員採用一般職試験(社会人試験(係員級))

申込者数 299(女性:51)
1次試験受験者数 165(女性:31)
1次試験合格者数 83(女性:13)
1次試験合格率 50.3%
2次試験受験者数 61(女性:8)
最終合格者数 44(女性:8)
国家公務員合格率 26.7%
最終倍率 3.75

2022年の国家公務員採用「一般職試験(社会人試験(係員級))」の合格率は26.7%、倍率は3.75と言う結果となりました。

高校卒業程度の試験では、2番目に申込者数が少なく、最も1次試験受験者数が少ない職種となりました。

皇宮護衛官採用試験(高卒程度試験)

申込者数 405(女性:124)
1次試験受験者数 209(女性:66)
1次試験合格者数 73(女性:23)
1次試験合格率 34.9%
2次試験受験者数 67(女性:20)
最終合格者数 13(女性:5)
国家公務員合格率 6.2%
最終倍率 16.08

2022年の国家公務員「皇宮護衛官採用試験」の合格率は6.2%、倍率は16.08と言う結果となりました。

高校卒業程度の試験では、合格者なしを除き、最も合格率が低い職種となりました。

刑務官採用試験

申込者数 4115(女性:942)
1次試験受験者数 2354(女性:489)
1次試験合格者数 1958(女性:456)
1次試験合格率 83.2%
2次試験受験者数 1546(女性:342)
最終合格者数 1045(女性:269)
国家公務員合格率 44.4%
最終倍率 2.25

2022年の国家公務員「刑務官採用試験」の合格率は44.4%、倍率は2.25と言う結果となりました。

高校卒業程度の試験では、1次試験及び、国家公務員合格率が最も高い職種となりました。

入国警備官採用試験

申込者数 1822(女性:556)
1次試験受験者数 846(女性:250)
1次試験合格者数 292(女性:84)
1次試験合格率 34.5%
2次試験受験者数 237(女性:62)
最終合格者数 174(女性:54)
国家公務員合格率 20.6%
最終倍率 4.86

2022年の国家公務員「入国警備官採用試験」の合格率は20.6%、倍率は4.86と言う結果となりました。

高校卒業程度の試験では、1次試験の合格率が最も低い職種となりました。

税務職員採用試験

申込者数 6523(女性:2078)
1次試験受験者数 5375(女性:1792)
1次試験合格者数 2934(女性:964)
1次試験合格率 54.6%
2次試験受験者数 2603(女性:871)
最終合格者数 1656(女性:685)
国家公務員合格率 30.8%
最終倍率 3.25

2022年の国家公務員「税務職員採用試験」の合格率は30.8%、倍率は3.25と言う結果となりました。

高校卒業程度の試験では、一般職試験(高卒者試験)の次に、申込者数、1次試験受験者数が多い職種となりました。

航空保安大学校学生採用試験

申込者数 390(女性:155)
1次試験受験者数 316(女性:132)
1次試験合格者数 207(女性:75)
1次試験合格率 65.5%
2次試験受験者数 168(女性:60)
最終合格者数 120(女性:46)
国家公務員合格率 38.0%
最終倍率 2.63

2022年の国家公務員「航空保安大学校学生採用試験」の合格率は38.0%、倍率は2.63と言う結果となりました。

高校卒業程度の試験では、合格率は2番目に高い職種となりました。

気象大学校学生採用試験

申込者数 254(女性:83)
1次試験受験者数 185(女性:64)
1次試験合格者数 37(女性:10)
1次試験合格率 20.0%
2次試験受験者数
最終合格者数
国家公務員合格率 0.0%
最終倍率

2022年度の「気象大学校学生採用試験」は合格者ゼロとなっております。

海上保安大学校学生採用試験

申込者数 469(女性:126)
1次試験受験者数 321(女性:87)
1次試験合格者数 132(女性:36)
1次試験合格率 41.1%
2次試験受験者数
最終合格者数
国家公務員合格率 0.0%
最終倍率

2022年度の「海上保安大学校学生採用試験」は合格者ゼロとなっております。

海上保安学校学生採用試験

申込者数 3573(女性:613)
1次試験受験者数 2175(女性:326)
1次試験合格者数 1123(女性:162)
1次試験合格率 51.6%
2次試験受験者数 923(女性:126)
2次試験合格者数※ 60(20)
最終合格者数
国家公務員合格率 0.0%
最終倍率
  • ※海上保安学校学生採用試験の第2次試験合格者数及び第3次試験受験者数は、航空課程のみの人数となります。

2022年度の「海上保安学校学生採用試験」は合格者ゼロとなっております。

海上保安学校学生採用試験(特別)

申込者数 6067(女性:1492)
1次試験受験者数 5334(女性:1331)
1次試験合格者数 2717(女性:694)
1次試験合格率 50.9%
2次試験受験者数 1868(女性:469)
最終合格者数 1026(女性:275)
国家公務員合格率 19.2%
最終倍率 5.20

2022年の国家公務員「海上保安学校学生採用試験(特別)」の合格率は19.2%、倍率は5.20と言う結果となりました。

高校卒業程度の試験では、合格者なしを除き、2番目に合格率が低い職種となりました。

国家公務員試験の合格率・倍率の推移

国家公務員試験の合格率・倍率の推移(2019年から2022年)をご紹介します。

国家公務員試験の合格率の推移

国家公務員試験の合格率の推移
年数 試験の程度 合格率
2022年 合計 29.9%
院卒者・大学卒業程度 31.1%
高校卒業程度 27.5%
2021年 合計 29.2%
院卒者・大学卒業程度 30.9%
高校卒業程度 26.4%
2020年(※) 合計 19.1%
院卒者・大学卒業程度 18.4%
高校卒業程度 20.3%
2019年(※) 合計 18.4%
院卒者・大学卒業程度 19.7%
高校卒業程度 16.4%
  • ※2020年、2019年度は「第1次試験受験者数」ではなく、「申込者数」によって合格率を計算しているため、2022年、2021年と比較し合格率は低くなる傾向にあります。

2022年の国家公務員試験の合格率(27.5%)は、昨年の合格率(26.4%)と比較し、0.9%上昇する結果となりました。

国家公務員試験の倍率の推移

国家公務員試験の倍率の推移
年数 試験の程度 倍率
2022年 合計 3.34
院卒者・大学卒業程度 3.21
高校卒業程度 3.63
2021年 合計 3.42
院卒者・大学卒業程度 3.24
高校卒業程度 3.79
2020年 合計 5.23
院卒者・大学卒業程度 5.42
高校卒業程度 4.92
2019年 合計 5.42
院卒者・大学卒業程度 5.08
高校卒業程度 6.09
  • ※2020年、2019年度は「第1次試験受験者数」ではなく、「申込者数」によって合格率を計算しているため、2022年、2021年と比較し倍率は高くなる傾向にあります。

2022年の国家公務員試験の倍率(3.34)は、昨年の倍率(3.42)と比較し、0.08下がる結果となりました。

国家公務員試験申込者数の推移

国家公務員試験申込者数の推移
年数 試験の程度 申込者数
2022年 合計 108,519人
院卒者・大学卒業程度 73,411人
高校卒業程度 35,108人
2021年 合計 109,242人
院卒者・大学卒業程度 70,303人
高校卒業程度 38,939人
2020年(※) 合計 114,283人
院卒者・大学卒業程度 74,105人
高校卒業程度 40,178人
2019年(※) 合計 121,760人
院卒者・大学卒業程度 75,724人
高校卒業程度 46,036人

国家公務員試験申込者数の推移は、全体でみると2019年より減少しており、2021年と比較して2022年は723人少ない結果となっております。

しかし、院卒者・大学卒業程度の受験者は3,108人の増加となっております。

まとめ

2022年の国家公務員試験申込者数は108,519人、1次試験受験者数は79,642人となり、合格率29.9%、倍率3.34という結果となりました。

そのため、約3人に1人の割合で合格し、全体で23,826人が国家公務員となりました。

データ出典元

良くある質問まとめ

2022年度(令和4年度)の国家公務員試験全体の合格率は29.9%となり、院卒者・大学卒業程度では31.1%、高校卒業程度では27.5%の合格率となります。

2022年度(令和4年度)の国家公務員試験全体の倍率は3.34となり、院卒者・大学卒業程度では3.21、高校卒業程度では3.63の倍率となります。

2022年度(令和4年度)の国家公務員1次試験の全体の合格率は51.3%となり、院卒者・大学卒業程度では51.1%、高校卒業程度では51.9%の合格率となります。

2022年度(令和4年度)の国家公務員試験全体の合格率は29.9%となり、合格率や最終倍率だけを見ると、大手一般企業よりも難易度は低く感じますが、種類別にみると「国家公務員採用総合職試験(大卒程度試験)」であれば、合格率は11.5%、最終倍率は8.68となっており、職種によっては難関と言えます。
また、合格者がいない職種もあるため、難関試験の場合も多いと言えるでしょう。

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キャリアコンサルタント(国家資格) 真下 彩花

新卒で東証スタンダードに上場している会社に入社し、個人事業主・税理士などの経理・税務サポートを担当後、半導体・電子部品等の最大手(東証プライム上場)に転職し、営業支援に従事する。その後、ベンチャー企業での経理・採用経験を経て、2019年から株式会社pekoにて、公務員試験・求人情報「公務in」の運営、キャリアアドバイザーとして多くの転職者のサポートを担当中。

参考文献等

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