(福島県)郡山市は2023年5月12日、2年目の若手職員46名を対象に、レゴブロックを教材に使い、自分で作った作品をプレゼンしたり、仲間と意見を交わしたりすることで、コミュニケーション能力を養う特殊な研修が行われました。
ここ数年コロナ渦によって、若手職員同士のコミュニケーションの機会が減少しており、それに伴って職員のコミュニケーションのスキルが弱体化しているのではないか、と懸念されていました。
研修では「わたしの強み(つくる 6分)」をテーマに、レゴブロックで各々が作成し、自分で作った作品をプレゼンしたり、仲間と意見を交わしたりすることで、コミュニケーション能力を養う狙いがあります。
作った作品に関して、若手職員同士で質問などを投げかけます。
参加した若手職員は、去年採用されてから、他の部署の同期と対面で話す機会がほとんどないと言います。
参加した保健所健康づくり課中央保健センター保健技師の秋田瑞希さんは、「グループワークを通して仲良くなったり、ほかの職場の話ができることはすごく良い。ほかの人の意見を聞けて、再認識することができて、すごく良い経験になった。」と、充実した研修だったことを伝えました。
郡山市では、今後も職員を対象に様々な研修を行い、行政業務に生かす取り組みを行っていきます。
参照:「レゴブロック」で自己表現学ぶ 郡山市が若手職員向けに研修(福山民友新聞)